東京大学丸和柏FUSIONフィールド

東京大学 丸和 柏FUSIONフィールド(とうきょうだいがく まるわ かしわフュージョンフィールド)は、千葉県柏市東京大学柏地区キャンパスにある施設。天然芝および人工芝が整備された2つのラグビー場、クラブハウスやトレーニング機器、UTSSI(University of Tokyo Sports Science Initiative、東京大学スポーツ先端科学連携研究機構)の拠点となる研究室があり、丸和運輸機関ラグビー部AZ-COM丸和MOMOTARO'Sの練習および選手データ提供のほか、東京大学関係者の福利厚生施設として利用される[1][2]

東京大学 丸和 柏FUSIONフィールド
地図
東京大学丸和柏FUSIONフィールドの位置(千葉県内)
東京大学丸和柏FUSIONフィールド
施設情報
所在地 千葉県柏市柏の葉5丁目1-5
位置 北緯35度54分15秒 東経139度56分10秒 / 北緯35.90417度 東経139.93611度 / 35.90417; 139.93611座標: 北緯35度54分15秒 東経139度56分10秒 / 北緯35.90417度 東経139.93611度 / 35.90417; 139.93611
開場 2022年9月
所有者 東京大学
運用者 東京大学スポーツ先端科学連携研究機構
グラウンド 天然芝1・人工芝1
ウェブサイト www.kashiwa.u-tokyo.ac.jp/related_organizations_facilities/
使用チーム、大会
AZ-COM丸和MOMOTARO'S
収容人員

概要

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2021年7月、東京大学の柏キャンパスの敷地約5万2000平方メートルに、計測機器を配置した人工芝のラグビー場などを含む研究施設の建設計画が発表された。この計画に向けて、丸和運輸機関の和佐見勝社長が個人で、初期投資分20億円(後述「寄付内容」を参照)と 年間1000万円(20年間分、計2億円)の研究費を寄付した[2][3][4]

2022年9月に竣工し、東京大学スポーツ先端科学連携研究機構(UTSSI)による研究およびスポーツ競技開催や学内の福利厚生に使用されている[1][2]。2023年春には天然芝グラウンドの整備が完了した[2]

丸和運輸機関のラグビー部「AZ-COM丸和MOMOTARO'S」は、ここを練習施設として使用し、以下のように選手データを研究用として東京大学UTSSIに提供するなどしている[2]

共同研究概要

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  • 研究機関:UTSSI(東京大学スポーツ先端科学連携研究機構)
  • 研究対象:丸和運輸機関ラグビー部「AZ-COM丸和MOMOTARO'S 」
  • 研究内容:選手のコンディショニングの「最適化」と「強化」を合理的に達成する、ラグビー選手のための最先端の「フィジカル・メンタル強化システムの開発」

寄付内容

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丸和運輸機関の和佐見勝社長による寄付内容は以下の通り。

出典[4]

  • 用地造成・外構工事
  • フィールド 人工芝工事
  • フィールド 天然芝工事
  • 半屋外練習場 建設工事
  • クラブハウス 建設工事
  • 半屋外練習場
  • クラブハウス(研究室含む)
  • フィールド 人工芝 整備
  • フィールド 天然芝 整備

交通

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出典[5][6]

脚注

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  1. ^ a b 関連組織・施設”. 柏キャンパス東京大学柏/UTokyo Kashiwa. 2024年6月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 東大に20億円の個人寄付! 千葉県柏市のキャンパスに、研究用フィールドがオープン。社会人チーム 丸和の活動拠点に”. ラグビーリパブリック (2021年7月8日). 2024年6月2日閲覧。
  3. ^ ラグビー - 丸和運輸と東大がスポーツ科学の共同研究、20億円の寄付で最先端のラグビー場”. 4years (2021年7月8日). 2024年6月2日閲覧。
  4. ^ a b 丸和運輸機関/東大「柏センシングフィールド」整備に20億円寄付”. 物流ニュースのLNEWS. ロジスティクス・パートナー (2021年7月6日). 2024年6月2日閲覧。
  5. ^ アクセス”. 柏キャンパス東京大学柏/UTokyo Kashiwa. 2024年6月2日閲覧。
  6. ^ 柏キャンパスマップ(東京大学 丸和 柏FUSIONフィールド)”. 東京大学. 2024年6月2日閲覧。

外部リンク

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