松本油脂製薬株式会社(まつもとゆしせいやく)は、大阪府八尾市渋川町に本社を置く、主に界面活性剤などを製造する化学品製造企業である。1926年(大正15年)創業。みどり会の会員企業であり三和グループに属している[1]

松本油脂製薬株式会社
Matsumoto Yushi-Seiyaku Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
581-0075
大阪府八尾市渋川町2-1-3
設立 1939年3月20日
業種 化学
法人番号 7122001020132 ウィキデータを編集
事業内容 界面活性剤及び高分子関連製品の製造・販売
代表者 取締役社長 木村直樹
資本金 60億90百万円
売上高 連結313億93百万円(2020年3月期)
経常利益 連結54億48百万円(2020年3月期)
純利益 連結38億88百万円(2020年3月期)
純資産 連結550億10百万円(2020年3月期)
総資産 連結647億06百万円(2020年3月期)
従業員数 連結473名(2020年3月期)
決算期 3月31日
主要株主 松本興産 20.93%
松栄産業 9.91%
(2020年3月現在)
外部リンク https://www.mtmtys.co.jp/
特記事項:創業は1926年大正15年)10月大阪市津守にて
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会社概要 編集

主に繊維・紡織産業用として用いられる界面活性剤ならびに各種薬剤の製造販売をおこなう。繊維産業でのシェアは特に高く、その他にも高分子の熱による膨張を利用した熱膨張性マイクロカプセルなども製造しており、あらゆる産業分野においてシェアを有する企業の一つとしてその名を知られる。

特に同社が独自で開発した合成化学糊「メチルセルロース」は、土木・建築分野を中心に広く用いられており、同社が繊維産業に関連する薬剤から、手掛ける分野をさらに拡大させることになった。

同じく特殊化学薬品の製造販売を専業とするアメリカ・クェーカー・ケミカル社と合弁で日本法人を経営している。

脚注・出典 編集

外部リンク 編集