栗原 友(くりはら とも、1975年6月27日 - )は、日本料理家。レストラン「APONTE」のOKAMI。母は料理研究家栗原はるみ、父は、元キャスターで株式会社ゆとりの空間会長の栗原玲児。3歳年下の弟は料理家栗原心平静岡県下田市生まれ(静岡県下田市は、母の栗原はるみの出身地)。

高校卒業後、服飾専門学校に進学。広告制作会社勤務、ファッション誌フリーライターアタッシュドプレス、衣食住コンシェルジュとしての執筆を経て料理家として活動。 留学旅行で出会った世界中の料理を、日本でも楽しめる様、簡単にアレンジしたレシピを提案している。

略歴 編集

  • 2009年3月 - ASEAN Food Ambassadorに就任。4月 - 恵比寿にてレストラン「APONTE」をスタート。

人物 編集

  • 外国人とまったくコミュニケーションをとることができず、緊張することが多かった。自分の英語でも友達を作ることができるという自信を得たのは、留学先のロンドンだった。留学して一番多く通ったのは学校ではなく、近所のスーパーマーケット。食に対する興味が増してきたのも、留学して一人暮らしをするようになってからだった。初めて食べる味に好奇心を持ち、何が入っているんだろう、どうやってアレンジできるだろうかと追求していくうちに、料理研究家への道を歩み始めていた。語学留学で多少英語を話せるようになってから、海外旅行が好きになった。以来、旅先では地元のマーケットへ足を運び、その国の人々がどんなものを食べているのか、どのように料理するのかを見てまわっている[1]
  • 2014年1月5日、入籍した事をツイッターにて報告[2]、同年12月に長女を出産。

著書 編集

  • ぜんぶ・おいしい 私が見つけた好きな味・家族の味(2008年8月30日、講談社ISBN 978-4-06-278400-9
  • おもてなしも野菜が主役で ともベジ(2010年2月27日、講談社)ISBN 978-4-06-278440-5
  • クリトモの大人もおいしい離乳食(2016年9月3日、扶桑社ISBN 9784594074890
  • クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方(2016年9月20日、朝日新聞出版ISBN 9784023331099
  • ひとりぶん、ふたりぶん 刺身パックでさかなつまみ (プレジデント社) 2021

テレビ出演 編集

CM出演 編集

店舗 編集

APONTE(アポンテ) 編集

イタリアンをベースにした創作料理のレストラン。

名前の由来は、レストランの近くにある恵比寿「アメリカ橋」で、アメリカの「A」と、イタリア語を意味する「PONTE」を組み合わせたもの。

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 栗原友『ぜんぶ・おいしい 私が見つけた好きな味・家族の味』講談社、2008年、90-91頁頁。ISBN 978-4062784009 
  2. ^ 本日、築地市場初売りのおめでたい日に入籍いたしました。
  3. ^ 平原綾香×栗原友”. NHK (2021年10月2日). 2021年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月7日閲覧。
  4. ^ 寂しくても楽しく〜栗原はるみ 夫と歩んだ料理人生〜”. NHK (2021年12月1日). 2021年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月9日閲覧。

外部リンク 編集