栗原 隆(くりはら たかし、1951年 - )は、日本哲学者学位は、学術博士神戸大学1984年)。新潟大学名誉教授

来歴 編集

新潟県生まれ。1974年新潟大学人文学部哲学科卒業。1979年東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。1984年に神戸大学大学院文化学研究科博士課程を修了し、学術博士学位を取得。学位論文は「ヘーゲル精神現象学』の成立過程の研究」。神戸大学助手、1991年新潟大学教養部助教授、1994年同大学人文学部助教授、1996年同学部教授。2017年3月新潟大学教授を定年退職。2017年4月新潟大学人文社会科学系フェロー(名誉教授)非常勤講師。

著書 編集

  • 『新潟から考える環境倫理』新潟日報事業社 ブックレット新潟大学 2002
  • 『ヘーゲル 生きてゆく力としての弁証法』日本放送出版協会 シリーズ・哲学のエッセンス 2004
  • ドイツ観念論の歴史意識とヘーゲル』知泉書館 2006
  • 『現代を生きてゆくための倫理学』ナカニシヤ出版 2010
  • 『ドイツ観念論からヘーゲルへ』未來社 2011

共編 編集

  • 『知の地平 大学におけるマルチリテラシーと応用倫理』編 東北大学出版会 2003
  • 『大学における共通知のありか』濱口哲共編 東北大学出版会 2005
  • 『芸術の始まる時、尽きる時』編 東北大学出版会 2007
  • 『形と空間のなかの私』編 東北大学出版会 2008
  • 『人文学の生まれるところ』編 東北大学出版会 2009
  • 『空間と形に感応する身体』矢萩喜從郎,辻元早苗共編 東北大学出版会 2010
  • 『共感と感応 人間学の新たな地平』編著 東北大学出版会 2011
  • 『世界の感覚と生の気分』編 ナカニシヤ出版 2012
  • 『感情と表象の生まれるところ』編 ナカニシヤ出版 2013

翻訳 編集

参考 編集