森公章
来歴 編集
岡山県生まれ。1981年東京大学文学部国史学科卒業、1988年同大学院博士課程単位取得退学、同年奈良国立文化財研究所文部技官、1994年高知大学人文学部助教授、1998年「古代日本の対外認識と通交」で東京大学より博士(文学)の学位を取得、2001年東洋大学文学部教授。
第2期日韓歴史共同研究日本側委員であり、第1分科(古代)に参加し、浜田耕策と共同で「古代王権の成長と日韓関係 ―4~6世紀―」を発表している[1]。
著書 編集
単著 編集
- 『古代日本の対外認識と通交』(吉川弘文館 1998年)
- 『「白村江」以後――国家危機と東アジア外交』(講談社選書メチエ 1998年)
- 『古代郡司制度の研究』(吉川弘文館 2000年)
- 『長屋王家木簡の基礎的研究』(吉川弘文館 2000年)
- 『戦争の日本史(1)東アジアの動乱と倭国』(吉川弘文館 2006年)
- 『遣唐使と古代日本の対外政策』(吉川弘文館 2008年)
- 『奈良貴族の時代史――長屋王家木簡と北宮王家』(講談社選書メチエ 2009年)
- 『地方木簡と郡家の機構』(同成社古代史選書 2009年)
- 『倭の五王』(山川出版社 日本史リブレット人 2010年)
- 『遣唐使の光芒』(角川選書 2010年)
- 『古代豪族と武士の誕生』吉川弘文館・歴史文化ライブラリー、2012年
- 『在庁官人と武士の生成』吉川弘文館、2013年
- 『成尋と参天台五臺山記の研究』吉川弘文館、2013年
- 『平安時代の国司の赴任-『時範記』をよむ 日記で読む日本史11』臨川書店、2016年
- 『天智天皇』吉川弘文館・人物叢書、2016年
- 『古代日中関係の展開』敬文舎・日本歴史 私の最新講義、2018年
- 『阿倍仲麻呂』吉川弘文館・人物叢書、2019年
- 『天神様の正体 菅原道真の生涯』吉川弘文館・歴史文化ライブラリー、2020年
- 『武者から武士へ 兵乱が生んだ新社会集団』吉川弘文館、2022年
- 『遣唐使と古代対外関係の行方 日唐・日宋の交流』吉川弘文館、2022年
- 『地方豪族の世界』筑摩選書、2023年
編著 編集
- 『日本の時代史(3)倭国から日本へ』(吉川弘文館 2002年)
- 『遺跡で見る日本の歴史(3)』(吉川弘文館 2010年)
脚注 編集
- ^ 森公章・浜田耕策 (2010年). “古代王権の成長と日韓関係 ―4~6世紀―” (PDF). 日韓歴史共同研究報告書(第2期) (日韓歴史共同研究). オリジナルの2022年8月13日時点におけるアーカイブ。