極悪の流儀』(ごくあくのりゅうぎ、原題:Mojave)は2015年アメリカ合衆国で公開された犯罪映画である。監督はウィリアム・モナハン、主演はオスカー・アイザックギャレット・ヘドランドが務めた。本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2016年12月2日にDVDが発売された[3]

極悪の流儀
Mojave
監督 ウィリアム・モナハン
脚本 ウィリアム・モナハン
製作 ウィリアム・モナハン
アーロン・L・ギンズバーグ
ウィリアム・グリーン
ジャスティン・スザンヌ・ジョーンズ
製作総指揮 アンディ・ホルヴィッツ
ジェイソン・スパイア
ニック・クエステッド
出演者 オスカー・アイザック
ギャレット・ヘドランド
マーク・ウォールバーグ
ウォルトン・ゴギンズ
音楽 アンドリュー・ヒューイット
撮影 ドン・デイヴィス
編集 ジョン・デヴィッド・アレン
製作会社 アトラス・インディペンデント
MICAエンターテインメント
エレベーション・ピクチャーズ
ヘンスフォース・ピクチャーズ
レラティヴィティ・インターナショナル
配給 アメリカ合衆国の旗A24
公開 アメリカ合衆国の旗2016年1月22日
日本の旗劇場未公開
上映時間 93分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗$8,253[2]
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ストーリー

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トーマス(トム)は映画監督としてハリウッドで活躍していた。ある日、トムは酷い二日酔いの中で目を覚ました。前日のパーティーで飲み明かしたのが祟ったのである。トムがふとベッドに目をやると、そこには見知らぬ女性が眠っていた。気まずい雰囲気になることを恐れたトムは、女性を起こさぬまま砂漠へと向かった。砂漠で一人沈思黙考することでインスピレーションを得ていたトムだったが、今回に限って邪魔が入った。ジャックと名乗る怪しげな男と遭遇してしまったのである。ジャックがライフルを持っているのを見たトムは彼を物取りの類いと認識し、隙を突いてライフルを奪い取った。ジャックは隠し持っていたナイフで応戦してきたが、トムは護身用のナイフで何とか自体を切り抜けることに成功した。

道中の事故が原因で、トムは砂漠を歩いて帰還する羽目になった。洞窟で夜を明かしていると、トムは入り口に人間の気配を感じ取った。「昨夜の物取りが懲りもせずまたやってきた」と思い込んだトムは人影に向かって発砲するが、その人影はジャックではなく保安官であった。仰天したトムだったが、ライフルの指紋を拭き取り、それを現場に残したまま洞窟を後にした。ライフルの持ち主であるジャックに罪を着せようとしたのである。その頃、ジャックはトムの車を発見しており、中に残されていた書類の束からトムの身元を特定していた。ジャックは保安官殺しのネタでトムを恐喝できると考え、ヒッチハイクロサンゼルスに向かった。

ジャックの予期せぬ行動に動転したものの、手練れの悪党であるトムはすぐさま対抗策を思いついた。応酬の末、2人はことの始まりとなった砂漠で全ての決着を付けることにした。

キャスト

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製作

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2012年3月22日、アトラス・インディペンデントがウィリアム・モナハン監督の新作映画に出資することになったとの報道があった[4]。12月4日、オスカー・アイザックとジェイソン・クラークの出演が決まったと報じられた[5]

2013年5月16日、ギャレット・ヘドランドがキャスト入りした[6]。7月18日、ルイーズ・ブルゴワンが本作に出演することになったと報じられた[7]。9月27日、ウォルトン・ゴギンズが起用されたとの報道があった[8]。同日、本作の主要撮影モハーヴェ砂漠とロサンゼルスで始まった[9]。10月2日、フラン・クランツの出演が決まった[10]

2014年3月24日、マーク・ウォールバーグが本作の撮影に参加していたことを明かした[11]。7月10日、アンドリュー・ヒューイットが本作で使用される楽曲を手掛けることになったと報じられた[12]

公開・マーケティング

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2013年11月7日、本作の劇中写真が公開された[9]。2015年4月18日、本作はトライベッカ映画祭でプレミア上映された[13]。24日、A24とディレクTVが本作の全米配給権を購入したと報じられた[14]

評価

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本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには64件のレビューがあり、批評家支持率は31%、平均点は10点満点で4.7点となっている[15]。また、Metacriticには21件のレビューがあり、加重平均値は44/100となっている[16]

出典

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外部リンク

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