樋田 和彦(ひだ かずひこ)は、日本漫画家[1]長野県上田市出身[1][2]。作品に『京四郎』などがある。

ひだ かずひこ
樋田 和彦
生誕 日本長野県[1]上田市
職業 漫画家
活動期間 1994年 -
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経歴・人物 編集

高校卒業後、長野県のレストランに就職するも、4年で退職。その後、浜岡賢次の2代目チーフアシスタントを務める傍ら、「週刊少年チャンピオン月例フレッシュまんが賞」で1992年に「フレッシュ賞」を2度獲得[3]。第41回「週刊少年チャンピオン新人まんが賞」(1993年下期)に入選した「くそったれバカ野郎」が、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)1994年15号に掲載され、デビュー作となる[3]

浜岡プロを退社後、[要出典]27歳で『週刊少年チャンピオン』にて『京四郎』の連載を開始、5年に及ぶ長期連載となる[1]。続いて『戦士は眠らない!?』を短期集中連載。その後、活動の場を『ヤングチャンピオン』(同)に移して『新宿同盟』を連載。

2003年以降は作品を発表していなかったが[1]、『週刊少年チャンピオン』2008年21・22号にて、師匠である浜岡賢次の作品『浦安鉄筋家族』の15周年記念として、ほづみ☆みずほややぎさわ景一とともに祝いの漫画「浦鉄誕生物語」に寄稿[4]。また、『週刊少年チャンピオン』2009年40号にて、同誌の創刊40周年記念に『京四郎』の読み切り作品を発表している[5](同作品は『週刊少年チャンピオン40th 創刊40周年記念特別編集』に収録[6])。

2019年8月、『週刊少年チャンピオン』35号誌上で、同誌の50周年を記念したリバイバル企画として、インタビューを掲載[7]。作者公認の『京四郎』のTwitter[8]やInstagram[9]のアカウント、ブログ[10]がある。

2023年5月、『マンガクロス』(同)にて『京四郎』の23年ぶりの続編となる『京四郎 少年ヤクザ編』の連載を開始[11]信越放送の取材で39歳で地元に戻り、工場で生産管理の仕事に就いていたが、40代で離婚し、再び漫画を描き始めたことを語っている[2]

作品リスト 編集

  • 京四郎(『週刊少年チャンピオン』、1995年 - 2000年)全25巻
  • 戦士は眠らない!?(『週刊少年チャンピオン』、2000年 - 2001年)全1巻
  • 新宿同盟(『ヤングチャンピオン』、2001年 - 2002年)未単行本化
  • 蘭丸エトランゼ(『週刊少年チャンピオン』2000年34号掲載)短編(単行本「戦士は眠らない!?」収録)

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 樋田 和彦(漫画家)”. マンガペディア. 2023年5月1日閲覧。
  2. ^ a b 23年のブランクを経て新たな連載をスタート 上田市出身の漫画家が一度は諦めた厳しい世界に再び挑んだ訳とは? (長野)”. TBS NEWS DIG. 2023年5月11日閲覧。
  3. ^ a b 『週刊少年チャンピオン』に関するデータベース・サイト「週チャンマニアクス」参照[1]
  4. ^ 週刊少年チャンピオン 2008年No.21+22 秋田書店(2014年4月10日閲覧)
  5. ^ 週刊少年チャンピオン 2009年No.40 秋田書店(2014年4月10日閲覧)
  6. ^ 週刊少年チャンピオン40th 創刊40周年記念特別編集 秋田書店(2014年4月10日閲覧)
  7. ^ “恥ずかしがり屋のヒーロー描く新連載が週チャンで、「魔法少女サイト」は完結”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年8月1日). https://natalie.mu/comic/news/341933 2023年5月1日閲覧。 
  8. ^ 京四郎[公式]”. Twitter. 2023年5月1日閲覧。
  9. ^ 京四郎Official(@xkyoshirox46)”. 2023年5月2日閲覧。
  10. ^ 京四郎Officialblog”. 2023年5月2日閲覧。
  11. ^ a b “樋田和彦「京四郎」23年ぶりに連載再開!京四郎と緑川の過去描く「少年ヤクザ編」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年5月1日). https://natalie.mu/comic/news/522954 2023年5月1日閲覧。 

関連項目 編集