永円(えいえん、天元3年(980年) - 長久5年5月20日1044年6月18日))は平安時代中期の延暦寺の僧侶。平等院大僧正[1]

概要 編集

致平親王の第二皇子で、母は源雅信の女。余慶慶祚らに天台宗を学んだ。源成信と同一人物だとする説がある [2]。『御堂関白記』にのよれば道長五十賀の法会に引頭をつとめた [3][1]

経歴 編集

参考文献 編集

  • 『古記録と日記上』(思文閣出版 、1993年、78p)
  • 『栄花物語』(小学館、1995年、122p)

脚注 編集

  1. ^ a b デジタル版 日本人名大辞典+Plus. “永円とは”. コトバンク. 2023年5月25日閲覧。
  2. ^ 小学館 1995, p. 122.
  3. ^ 思文閣出版 1993, p. 78.