シルト: silt[1])あるいは日本語沈泥[2](ちんでい)とは、より小さく粘土より粗い砕屑物のこと[3]地質学では、粒径が1/16mm以下のもの)の中で、粘土(粒径が1/256mm以下)より粒が大きく粗いもの(粒径1/16mm - 1/256mm)をシルトと呼ぶ。微砂とも言う[2]

シルトが続成作用によって堆積岩になったものをシルト岩という。

脚注 編集

  1. ^ 文部省 編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、133頁。ISBN 4-8181-8401-2 
  2. ^ a b シルト | 科学技術用語情報”. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター. 2023年3月28日閲覧。
  3. ^ 山崎晴雄、久保純子『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』講談社、2017年、133頁。ISBN 978-4-06-502000-5 

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集

砕屑物と砕屑岩
粒径 (mm) 砕屑物 砕屑岩 火山砕屑物 火山砕屑岩
64 以上 礫岩 火山岩塊 火山角礫岩凝灰角礫岩
64 - 2 火山礫 ラピリストーン火山礫凝灰岩
2 - 116 砂岩 火山灰 凝灰岩
116 - 1256 シルト シルト岩 泥岩
1256 以下 粘土 粘土岩
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