法善寺 (市川市)

千葉県市川市にある浄土真宗本願寺派の寺院

法善寺(ほうぜんじ)は、千葉県市川市にある浄土真宗本願寺派寺院

法善寺
所在地 千葉県市川市本塩1-25
位置 北緯35度41分36.7秒 東経139度55分13.9秒 / 北緯35.693528度 東経139.920528度 / 35.693528; 139.920528座標: 北緯35度41分36.7秒 東経139度55分13.9秒 / 北緯35.693528度 東経139.920528度 / 35.693528; 139.920528
山号 仏性山
宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 慶長5年(1600年
開山 宗玄
別称 塩場寺
札所等 行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所第14番札所
法人番号 4040005004229 ウィキデータを編集
法善寺の位置(千葉県内)
法善寺
法善寺
法善寺 (千葉県)
テンプレートを表示

歴史 編集

1600年慶長5年)、宗玄によって開山された。宗玄は俗名「河本弥左衛門」といい、入浜式の製塩法を広め行徳塩田の礎を築いた。別名の「塩場寺」はこれに由来する[1][2]

本堂前には、松尾芭蕉の「うたがふな潮の華も浦の春」の句碑がある。これは芭蕉が伊勢国(現・三重県伊勢市)の二見浦で詠んだものであるが、1797年寛政9年)に芭蕉百回忌を記念[3]して、地元の俳人が建てたものである[1][2]

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 宮崎長蔵、綿貫喜郎 著『行徳物語』市川新聞社、1977年、185-187p
  2. ^ a b 法善寺浄土真宗本願寺派千葉組
  3. ^ 芭蕉の正確な百回忌の年は1794年(寛政6年)である。

参考文献 編集

  • 宮崎長蔵、綿貫喜郎 著『行徳物語』市川新聞社、1977年