洞院季子

伏見天皇の妃。従三位・准三宮、女院。子に寛性法親王(1289-1346、第三皇子、仁和寺御室)。

洞院 季子(とういん すえこ/きし、文永2年(1265年) - 延元元年2月13日1336年3月26日))は、鎌倉南北朝時代の女性。父は洞院実雄、母は但馬局(大神能直の女)。伏見天皇妃で、花園天皇寛性入道親王らの母。院号は顕親門院

洞院 季子
続柄 伏見天皇後宮、花園天皇生母

称号 顕親門院
身位 従三位准三宮女院
出生 文永2年(1265年
死去 延元元年2月13日1336年3月26日)(享年72)
配偶者 伏見天皇
子女 璹子内親王、寛性法親王、延子内親王花園天皇
父親 洞院実雄
母親 但馬局(大神能直の娘)
テンプレートを表示

永仁5年(1297年)1月29日従三位、文保元年(1317年)伏見天皇の崩御により出家し、法名を円常覚とした。正中3年(1326年)2月7日に准三宮、及び顕親門院の院号宣下を受けた。

延元元年2月13日に72歳で薨去。

参考文献

編集
  • 芳賀登 他 監修 『女性人名辞典』 日本図書センター、1998年、p. 423