洪 錫炫(ホン・ソキョン、1949年10月20日 - )は、大韓民国実業家本貫南陽洪氏[1]

生涯 編集

1968年に京畿高等学校を卒業。1972年にソウル大学校電子工学科で学士号を取得。1978年にスタンフォード大学で産業工学の修士号を取得。1980年にスタンフォード大学で経済学の博士号を取得[2]。その後は世界銀行に入り、続いて韓国政府職員となった。1986年にサムスングループに参加。

1994年からは中央日報の発行人を務め、同社とサムスングループとの関係を密接にした。2002年から2004年までは世界新聞協会会長を務めた。

2004年12月に駐米大使に就任。2005年7月、洪錫炫に贈賄疑惑が浮上した。中央日報社長だった1997年の大統領選挙の際に李会昌候補や金大中候補へ政治資金を提供し、サムスングループへの利益を誘導したという疑惑であった。洪錫炫は2005年7月26日に大使辞任の意思を表明した。

2006年12月27日、中央日報に復帰し、会長に就任した[3]JTBC会長もつとめる。

2010年代から徐々に一線から退き始め、2020年代に入った息子の洪正道(ホン・ジョンド)が事実上グループの仕事を担当している。

韓国棋院総裁、国際囲碁連盟会長。2016年李世ドルAlphaGoの世紀の囲碁対決でも直接参加し、大会を主管した。

家族 編集

注釈 編集


外交職
先代
韓昇洲
  在アメリカ合衆国大韓民国大使
第20代:2005
次代
李泰植