浦野 謙朗(うらの けんろう、1882年3月22日[1] - 1964年8月7日[2])は、日本政治家衆議院議員(1期)。

浦野 謙朗
生年月日 1882年3月22日
出生地 愛知県西加茂郡四郷村(現在の豊田市四郷町)
没年月日 1964年8月7日(82歳)
出身校 愛知県立第二中学校(現・愛知県立岡崎高等学校
所属政党 政友本党
立憲政友会
親族 浦野錠平(父)

当選回数 1回
在任期間 1924年 - 1928年
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経歴

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父の浦野錠平

愛知県西加茂郡四郷村(現・豊田市四郷町)に浦野錠平の長男として生まれる[3]。生家は浦野酒造場(後の浦野合資会社)を営む庄屋の浦野家[4]

1901年(明治34年)3月、愛知県立第二中学校(現・愛知県立岡崎高等学校)を卒業。同年12月、志願兵として歩兵第六聯隊に入隊。1902年(明治35年)11月、除隊。1904年(明治37年)6月、応召。陸軍歩兵少尉として日露戦争に従軍した。1905年(明治38年)6月、歩兵中尉に昇進し、その功により勲六等単光旭日章を受けた[3][2]。帰国後は農業と酒造業を営み、猿投村議会議員となる。

1918年(大正7年)1月、猿投村長に就任[3]所得税調査委員、愛知県議を務め[2]、愛知乾繭、小原乾繭、尾三自動車、西加茂倉庫、加茂運送各(株)役員となる[2]

1924年(大正13年)の第15回衆議院議員総選挙において愛知11区から政友本党公認で立候補して当選した[5]。のち立憲政友会に移り、衆議院議員を1期務めた。1928年(昭和3年)の第16回衆議院議員総選挙には立候補しなかった。

1941年(昭和16年)1月から1943年(昭和18年)4月にかけて猿投村長を務めた[3]。1964年、死去。

脚注

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  1. ^ 衆議院『第四十九回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1924年、15頁。
  2. ^ a b c d 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』97頁。
  3. ^ a b c d 豊田市史 人物編, pp. 341–342.
  4. ^ 「菊石の魅力」『ぶらりん 豊田北』chaoo、第52号、2021年2月号
  5. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』頁。

参考文献

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  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 豊田市教育委員会、豊田市史編さん専門委員会編『豊田市史 人物編』豊田市役所、1987年3月1日。