海を照らす光
『海を照らす光』(The Light Between Oceans)は、2012年にランダムハウスより出版されたM・L・ステッドマンによる小説である[1]。
海を照らす光 The Light Between Oceans | ||
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著者 | M・L・ステッドマン | |
訳者 | 古屋美登里 | |
発行日 | 2012年3月20日 | |
発行元 | ランダムハウス | |
ジャンル | 戦争 | |
国 | オーストラリア | |
言語 | 英語 | |
形態 | 文学作品 | |
ページ数 | 345 (原書) | |
コード | OCLC 812988276 | |
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あらすじ 編集
オーストラリア人のトム・シェアボーンは第一次世界大戦の西部戦線で戦った後に祖国へと戻る。灯台守となったトムが妻のイサベルと共に孤島で暮らして数年後、夫婦は救命ボートで漂着してきた女の赤ん坊を拾い、実の子として育て始める。子供が2歳になった時、夫婦は休暇で本土へと戻り、そこで彼らは「世界には他の人々が存在する」ことに気付き、そして子供を引き取っていたことは「彼らのうちの1人を打ちのめしてた」という事実に直面する[2]。
評価 編集
『ガーディアン』のスー・アーノルドは「並外れた本」と評し、トーマス・ハーディの作品とプロットを比較した[3]。また『デンバー・ポスト』は「いくらか予想ができる」と述べたものの、概ね高評価を下した[4]。
映画化 編集
詳細は「光をくれた人」を参照
ドリームワークスが映画化を進め、デヴィッド・ハイマンとジェフリー・クリフォードがプロデューサーを務めた[5]。監督にはデレク・シアンフランスが起用され[6]、マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、レイチェル・ワイズらが出演した[7][8][9]。2016年9月2日に公開された[10]。
参考文献 編集
- ^ “The Light Between Oceans”. Random House. 2016年4月8日閲覧。
- ^ “The Light Between Oceans: A Novel”. amazon.com. 2014年7月11日閲覧。
- ^ “Sue Arnold's audiobook choice - review”. 2015年4月11日閲覧。
- ^ “Book review: Childless lighthouse keeper, wife make life-changing choice in "Light Between Oceans"”. 2015年4月11日閲覧。
- ^ “DreamWorks Acquiring Debut Novel ‘The Light Between Oceans’”. deadline.com. (2012年11月27日) 2014年7月11日閲覧。
- ^ “Derek Cianfrance To Direct DreamWorks Adaptation ‘The Light Between Oceans’”. deadline.com. (2013年9月3日) 2014年7月11日閲覧。
- ^ “Michael Fassbender Cast In Derek Cianfrance’s ‘The Light Between Oceans’”. slashfilm.com. (2014年5月14日) 2014年7月11日閲覧。
- ^ “Alicia Vikander Landing Leads In ‘Light Between Oceans’ And ‘Danish Girl’”. deadline.com. (2014年6月19日) 2014年7月11日閲覧。
- ^ “Rachel Weisz in Talks to Join Michael Fassbender in ‘Light Between Oceans’”. thewrap.com. (2014年7月10日) 2014年7月11日閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (2016年2月9日). “Oscar Bait Fassbender-Vikander Film ‘The Light Between Oceans’ Dated For Next Awards Season”. Deadline.com. 2016年4月8日閲覧。