海野光弘版画記念館

静岡県島田市河原にある美術館

海野光弘版画記念館(うんのみつひろはんがきねんかん)は、静岡県島田市河原にある美術館静岡市出身の版画家海野光弘を顕彰しその作品を展示している。島田市立島田市博物館分館の一つである。

海野光弘版画記念館
Mitsuhiro Unno Memorial Museum of Woodcut Art
記念館入口 地図
地図
施設情報
正式名称 島田市博物館・分館
専門分野 海野光弘の版画作品等を展示
事業主体 島田市
管理運営 教育部博物館課
開館 2000年(平成12年)
所在地 427-0037
島田市河原2-16-5
位置 北緯34度49分56.3秒 東経138度09分23.6秒 / 北緯34.832306度 東経138.156556度 / 34.832306; 138.156556座標: 北緯34度49分56.3秒 東経138度09分23.6秒 / 北緯34.832306度 東経138.156556度 / 34.832306; 138.156556
外部リンク 海野光弘版画記念館
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概要 編集

海野光弘は、20歳になった1959年(昭和34年)頃から本格的に版画家として活動し始め、代表作「縁通し」がスイス美術賞展優秀賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ていたが、1979年(昭和54年)に39歳で急逝した。

1993年(平成5年)に島田市博物館が開催した『海野光弘木版画展』が縁となり[1]、1999年(平成11年)に海野の夫人から全版画作品が市に寄贈された。これをうけて島田市は、博物館分館の一施設として2000年(平成12年)に当記念館を開設した。

記念館内部は長方形の1フロアの中央に間仕切りを置く落ち着いた雰囲気の展示スペースとなっている。内装・外装とも白を基調とし、外の日本家屋(黒)との対比や中庭(緑)との調和を図ったデザインである。海野の木版画作品を展示するほか、様々な作家による現代美術作品の企画展示をも行っている[2]

営業情報 編集

島田市博物館本館に準ずる。チケットは本館・分館共通券である。

アクセス 編集

  • 島田駅前バス停より路線バス「金谷島田病院線(金谷駅行)」(※平日のみ運行)、またはコミュニティバス「川根温泉線(川根温泉ホテル行)」(※土日も運行)乗車、「向島西バス停」下車徒歩10分
  • 金谷駅前バス停より路線バス「金谷島田病院線(島田市民病院行)」(※平日のみ運行)乗車、「向島西バス停」下車徒歩10分

料金・開館時間 編集

  • 大人:300円(20人以上の団体240円)
  • 中学生以下:無料
  • 開館:9時~17時 (入館は16時30分まで)
  • 休館:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

脚注 編集

  1. ^ 海野光弘版画作品刊行会 2000 p.3
  2. ^ 海野光弘版画記念館(島田市博物館)

参考文献 編集

  • 海野光弘版画作品刊行会・海野花告枝 2000年『四季・春-海野光弘の木版画作品Ⅰ-』

外部リンク 編集