淀橋銀行(よどばしぎんこう)は、東京府豊多摩郡淀橋町(現新宿区)に本店のあった、大正期の私立銀行

1897年(明治30年)に、群馬県利根郡沼田町沼田銀行(ぬまたぎんこう)の名称で設立。1913年(大正3年)に経営陣も入れ替わり、淀橋町に移転し、淀橋銀行に改称。1927年(昭和2年)の金融恐慌の翌1928年(昭和3年)に名古屋銀行東海銀行の前身の一つ)に営業譲渡後解散した。

営業譲渡時の店舗等 編集

  • 本店
東京府豊多摩郡淀橋町大字柏木152番
  • 支店(1支店)
新町
  • 資本金:10万円(払込済6万8500円)
  • 専務:加藤五郎兵衛

沿革 編集

  • 1897年(明治30年)1月6日:沼田銀行の名称で設立
  • 1897年(明治30年)3月2日:開業
  • 1913年(大正3年)2月14日:東京に移転し淀橋銀行に改称
  • 1928年(昭和3年)3月30日:名古屋銀行に営業譲渡
  • 1928年(昭和3年)6月1日:解散

参考文献 編集

  • 東海銀行行史編纂委員編纂 『東海銀行史』 東海銀行、1961年、36頁。