清浄(せいじょう、しょうじょう)は、10-21(10垓分の1)であることを示す漢字文化圏における数の単位である。「清」(せい)と「浄」(じょう)の2つに分ける場合もある。虚空の1/10に当たる。現実には使われない。
朱世傑『算学啓蒙』、程大位『算法統宗』、『御製数理精蘊』などの載せる最小の数の単位である。
メートル法のSI接頭辞ではゼプト (z) に相当するが、現在の中国では音訳して「仄(zè)」(中国)または「介(jiè)」(台湾)と呼ぶ。
なお、清浄(しょうじょう)という言葉には、「清らか」「(仏語で)煩悩などがなく心清らかなこと」などの意味がある。