メインメニューを開く
海上保安庁の大型測量船「拓洋

測量船(そくりょうせん)とは、海図地図の作成や海上工事の資料収集等を目的とした測量・測地を行う船舶のことである。海軍に属する場合は、測量艦となり、艦種記号:AGSが付与される。一般の船舶に測量機器を搭載した船から、測量目的に特化した専用船まで様々なものがある。 海軍に属する測量船を測量艦といい、軍事海洋地誌の作成に当たる。敵国の測量艦が、一種の情報収集艦として近海に出没した場合、当該国が開戦を決意して交戦状態に陥る場合が、歴史上たびたび生起している。測量艦の測量能力と海底地形図作成能力は、時と場合により相手国の主権侵害行為となり、武力解決に持ち込まれやすい。

概要編集

測量・測地の機器を搭載している船舶である。

かつては水路調査以外にも未知の土地の探索や、そこで生物を調査する目的もあり、博物学者や生物学者なども乗り組んでいた。チャールズ・ダーウィンは1831年にビーグル号の遠征調査に客人として同行し現地の地理を記録し、途中から船医を勤めている。

現代の測量船においては、GPSを始めとする各種測位装置、音波測深機、レーザー測距義などを搭載している。海洋調査船においても、同様の測量能力を保持している事は多い。

海上保安庁は、大小各種の測量船を有し、測量・観測した結果は海図をはじめとする水路図誌に反映される。大型測量船の昭洋などは、磁力・重力測定器のほか、無人観測艇も搭載していることから、測量船よりも海洋調査船に近いものとなっている。

日本海軍は、強行測量が可能な武装を有する測量艦「筑紫」を第二次世界大戦中に建造し、占領地区の迅速な測量を行ったことがある。

関連項目編集