滝澤 志野 (たきざわ しの)は大阪府出身のウィーン国立バレエ団(ウィーン国立歌劇場)専属ピアニスト。即興演奏を得意とし、バレエピアニストとして専門性を深めながら、同歌劇場バレエ公演およびガラ公演において、J.S.バッハピアノ協奏曲第1番、チャイコフスキーピアノ協奏曲第3番等を演奏する等、ソリストとしても研鑽を重ねている。[1]

滝澤志野
出生地 大阪府
国籍 日本の旗 日本
職業 ウィーン国立バレエ団専属ピアニスト
活動期間 2004年 - 現在
公式サイト http://shinotakizawa.com/
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略歴

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大阪府出身。桐朋学園大学短期大学部ピアノ専攻卒業、同学部専攻科修了。在学時よりオペラ及びバレエ伴奏に携わり、舞台芸術のコレペティを志す。自力でバレエスタジオやオペラ団体の伴奏の仕事を得て、4年間いくつもの現場を掛け持ちして経験を積んだ[2]

2004年、在学中から憧れていた新国立劇場バレエ団のピアニストに。国内外のアーティストと共演するうち、本場欧州の劇場での経験を積みたい気持ちが大きくなっていった。 海外で活躍する知人の紹介でヨーロッパのいくつかの劇場を見学したところ、運よく次のシーズンからウィーン国立歌劇場で1名欠員が出る時と重なり、彼女は憧れのウィーン国立歌劇場の専属ピアニストとなった[3]

2011年冬、欧州各劇場の門戸を叩く就職活動旅にでかける。そこで一番の憧れだったウィーン国立歌劇場と専属契約を結び、同年夏、ウィーンに移住。即興演奏を得意とし、バレエピアニストとして専門性を深めながら、同歌劇場バレエ公演およびガラ公演において、J.S.バッハピアノ協奏曲第1番、チャイコフスキーピアノ協奏曲第3番等を演奏する等、ソリストとしても研鑽を重ねている。

2016年12月、自身初のレッスンCDを発売[4]ウィーン国立バレエ団の芸術監督、マニュエル・ルグリがCDにコメントを寄せ、「志野は宝物です。」と彼女のアーティストとしての才能を評価。それに対し、滝澤志野は公式ツイッターで「CDに寄せて頂いた監督のお言葉について。バレエの神様マニュエル・ルグリがこんな風に言ってくれたという感慨よりも。両親以外で「宝物」などと言ってくれる人とこの人生で出逢えたことに感動…。初めてこの言葉を見た時、その尊さに、涙がこぼれました。心に沁みわたります。日本時間 2016年12月14日 3:41」とつぶやいている[5]

受賞

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第一回堺ピアノコンクール金賞、第一回21世紀ピアノコンクール金賞、2001年ピティナピアノコンペティション全国大会入賞[6]

ディスコグラフィ

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タイトル 発売日 製作/販売 企画/制作協力 価格 備考
1st ドラマティック・ミュージック・フォー・バレエ・クラス1 2016年12月8日 新書館 オン・ポワント ¥3,600 + 税


脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 滝澤志野公式ページのプロフィールにて記載あり”. shinotakizawa.com. 2016年12月30日閲覧。
  2. ^ 滝澤志野公式ページのプロフィールにて記載あり”. shinotakizawa.com. 2016年12月30日閲覧。
  3. ^ 【滝澤 志野】日本人で初めてウィーン国立歌劇場バレエ団専属ピアニストになったスゴい人! - 日刊スゴい人]”. 2016年12月30日閲覧。
  4. ^ ドラマティック・ミュージック・フォー・バレエ・クラス1 滝澤志野”. 2016年12月8日閲覧。Dramatic Music for Ballet Class Shino Takizawa (CD)
  5. ^ SHINO TAKIZAWA Twitter”. 2016年12月15日閲覧。
  6. ^ 滝澤志野公式ページのプロフィールにて記載あり”. shinotakizawa.com. 2016年12月30日閲覧。

外部リンク

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公式サイト