災害心理学(さいがいしんりがく)は、心理学の中で応用心理学と呼ばれているものの1つ。同じ応用心理学の中でも、教育心理学産業心理学犯罪心理学臨床心理学などに比べると、最近の新しい研究部門。

地震、津波、火山噴火、台風などの自然災害や、火災、爆発、航空機事故や鉄道事故などの人為災害に対する人間の心理、行動的な現われ(恐怖、怯え、不安などの対処行動)など、又、そこからの生還など、行動科学的な指針を含めて、災害と人間心理の関係をめぐるテーマ群を扱う。災害での死別や悲哀(グリーフ)、急性ストレス障害心的外傷後ストレス障害など、災害の前後の心理の変容や後に残る心の傷(トラウマ)などの分析から、災害の予防、人間的な要因の二次被害拡大の防止も視野に入れる。

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