無余之(むよし)は、之侯[1]ともいい、中国戦国時代の君主。

無余之
王(周制における爵位は子)
王朝
在位期間 前374年 - 前362年
都城
生年 不詳
没年 無余之12年(前362年

略歴 編集

錯枝元年(紀元前374年)、大夫の寺区が越の乱を平定して、無余之は越王として擁立された。無余之12年(紀元前362年)、寺区の弟の忠に殺害された[2]

脚注 編集

  1. ^ 史記』越王句践世家は之侯とする。『史記索隠』所引『竹書紀年』は無余之、あるいは莽安とする。
  2. ^ 史記索隠』越王句践世家所引『竹書紀年

参考文献 編集

  • 史記』越王句践世家