焦国標
焦国標(1963年 - )は、中国の新聞学研究者、元北京大学助教授。中国共産党中央宣伝部を批判したため、大学を解雇された。
中国人は絶対神に対する信仰を持たず、悔悟することがなく、権謀や算術だけを行うようになり、中国社会は嘘話の体系の上で動くようになった、と主張している[1]。
2005年7月14日に中国人民解放軍少将の朱成虎が、アメリカが台湾有事に介入した場合、中国は核戦争も辞さないと発言し[2]、「世界の人口は無制限に迅速に増加している。今世紀中に爆発的増加の極限に到達するはずだ。しかし地球上の資源は有限なのだから、核戦争こそ人口問題を解決するもっとも有効で速い方法である」と核戦争を賛美する発言を行ったことを[3]、焦国標は、中国共産党は全面崩壊を目前に、文明世界に宣戦布告する危険性があると批判した[2]。
著書編集
- 焦国標 『「中央宣伝部」を討伐せよ!』草思社、2003年8月25日。ISBN 978-4794213396。
脚注編集
- ^ 如月隼人 (2011年9月27日). “「中国はうそ話の体系の上で動いている社会」=北京大学元准教授”. サーチナ. オリジナルの2011年9月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “米議会、核攻撃発言の撤回と朱成虎少將の免職を求める”. 大紀元. (2005年7月22日). オリジナルの2021年1月26日時点におけるアーカイブ。
- ^ “【中华论坛】中国人民解放军少将朱成虎对美国人的回应”. 中華網. (2014年6月1日). オリジナルの2015年1月23日時点におけるアーカイブ。