熊谷登喜夫

1948–1987, デザイナー

熊谷 登喜夫(くまがい ときお、1947年8月9日 - 1987年10月25日)は、日本ファッションデザイナー宮城県仙台市出身。

略歴 編集

宮城県仙台市生まれ。文化服装学院卒業。1970年、渡仏しフリーランスのstylisteフランス語版としてカステルバジャックフランス語: Jean-Charles_de_Castelbajacフィオルッチ英語: Fiorucciのデザインを手がける[1]1980年、パリにTOKIO KUMAGAI ABC DESIGN PARISを設立[2]1981年、最初のブティックヴィクトワール広場にオープンし、1982年に2店舗目をサントノーレ通りにオープンした[1]。 主に靴のデザインを手がけていたが、服のデザインも手がけるようになる。かつては、JUNのDOMONでデザイナーを務めた(TOKIO by DOMON)。1983年、TOKIO KUMAGAÏ(レディースライン)を発表し、1985年にTOKIO KUMAGAÏ homme(メンズライン)を発表。

1987年エイズにより死去[3]。死後、アシスタントの永澤陽一が、TOKIO KUMAGAIブランドの主力であるシューズから衣服に至るまで全てを引き継いだ[4]。1991年に永澤が退社した後は、松島正樹が主任デザイナーを継いだが、まもなく退社した。

受賞 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d KUMAGAÏ”. Encyclopédie Universalis. 2018年4月19日閲覧。
  2. ^ 永澤陽一 Vol.1”. SOW.TOKYO. 2018年4月18日閲覧。
  3. ^ Die Ausbreitung der westlichen Kleidermode in Japan mit besonderer Berücksichtigung der Heisei-Zeit”. Deutschen Nationalbibliothek (2007年6月23日). 2018年4月19日閲覧。
  4. ^ ジュエリーから本格デザイナーデビューへ。 八巻多鶴子さんの華麗なる挑戦。《前編》”. Bimajin ビマジン (2014年3月3日). 2018年4月19日閲覧。

関連項目 編集