熊鷹熊鷹唐辛子(くまたかとうがらし)は、日本唐辛子の品種。

日本の唐辛子の中では最も辛いとされる[1]スコヴィル値は10万から12万5000[1]。一般的なタバスコと比較すると約58倍辛く[1]、辛さが控えめなハバネロと同程度の辛さ[2]。世界にはハバネロをはじめ、熊鷹よりも辛い(スコヴィル値が高い)唐辛子の品種はいくつもあるが、熊鷹は辛いだけではなく香りが甘く、バランスのとれた味と評される[1]

果実は深い紅色をしており、長さ4センチメートルから8センチメートルほどの細長い形をしている[2]

鷹の爪は唐辛子の固有品種名でもあるが、熊鷹、天鷹(てんたか)、三鷹(さんたか)の総称ともなっている[3]

出典

編集
  1. ^ a b c d 「日本一辛い「熊鷹唐辛子」はタバスコの約58倍の辛さ 世界にはもっと辛い品種も」『ニッポン、世界で何番目?』ぴあ、2016年、50頁。ISBN 978-4835629520 
  2. ^ a b 北浦芙三子 (2019年11月15日). “唐辛子の種類ってどのくらいあるの?気になる辛さランキングをご紹介!”. ライブドアニュース. 2024年8月16日閲覧。
  3. ^ 佐藤貴子 (2015年8月13日). “四川料理マニアックスVol.1 唐辛子のテイスティング方法”. 80c. 2024年8月16日閲覧。