牛乳頭腫(うしにゅうとうしゅ、bovine papilomatosis)とは牛パピローマウイルス英語版感染を原因とする牛の感染症

原因 編集

牛パピローマウイルスはパピローマウイルス科に属するウイルスであり、閉鎖環状2本鎖DNAをゲノムとし、エンベロープを持たない。1~6型に分類され、1、2型は馬にも感染する。

症状 編集

1、2、5型は皮膚に、3、6型は皮膚や乳頭に、4型は消化器や膀胱に乳頭腫を形成する。

診断 編集

臨床症状から診断できる。確定診断は電子顕微鏡によるビリオンの観察。

治療 編集

自然治癒するため、治療効果の検証が難しい。

予防 編集

有効な予防法はない。


関連項目 編集

参考文献 編集