牛神古墳

愛媛県今治市に所在する古墳時代後期の円墳。

牛神古墳(うしがみこふん)は、愛媛県今治市(旧越智郡朝倉村)古谷甲1194番地1に所在する古墳時代後期(6世紀中頃)の古墳円墳)。今治市指定史跡に指定されている[1]

牛神古墳
所在地 愛媛県今治市古谷甲1194番地1
位置 北緯34度00分46.8秒 東経132度59分50.4秒 / 北緯34.013000度 東経132.997333度 / 34.013000; 132.997333座標: 北緯34度00分46.8秒 東経132度59分50.4秒 / 北緯34.013000度 東経132.997333度 / 34.013000; 132.997333
形状 円墳
規模 径13メートル、高さ4メートル
埋葬施設 竪穴式石室1基・横穴式石室1基
出土品 土器土師器須恵器)・鉄器装身具
築造時期 古墳時代後半(6世紀中頃)
被葬者 不明
史跡 今治市指定史跡
地図
牛神古墳の位置(愛媛県内)
牛神古墳
牛神古墳
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概要

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高縄半島の丘陵部から、瀬戸内海燧灘に面した沖積地に向けてのびる標高40メートルほどの台地に所在する。直径約13メートル・高さ約4メートルの円墳と推定され、一般県道今治丹原線(県道155号)の整備事業に伴って、1995年(平成7年)8月31日から1996年(平成8年)3月20日にかけて当時の朝倉村教育委員会により発掘調査された[2]

1つの墳丘に形態の異なる2つの埋葬施設をもち、竪穴式石室横穴式石室各1基が検出された。副葬品では、土器類(土師器須恵器)のほか、鉄器装身具などが出土した[2]

2001年(平成13年)3月6日に今治市指定史跡に指定[1]。現在は県道155号沿いの「牛神古墳公園」として保存整備され、今治市朝倉ふるさと美術古墳館が墳丘や出土遺物の管理を行っている[3]

脚注

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  1. ^ a b 今治市生涯学習課. “朝倉地域の文化財”. 今治市. 2023年3月13日閲覧。
  2. ^ a b 森 & 越智 1996.
  3. ^ 今治市文化振興課. “牛神古墳公園へおこしください”. 今治市朝倉ふるさと美術古墳館. 2023年3月13日閲覧。

参考文献

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  • 森, 光晴、越智, 健治『牛神古墳・原遺跡2-一般県道今治丹原線生活道路整備事業関連(朝倉古谷地区)遺跡埋蔵文化財調査報告書-愛媛県越智郡朝倉村教育委員会〈朝倉村埋蔵文化財調査報告書16〉、1996年5月31日。 NCID BA31313569https://sitereports.nabunken.go.jp/45203 

外部リンク

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