神奈川県道518号標識

牧馬峠(まきめとうげ)は、神奈川県相模原市緑区牧野の神奈川県道518号藤野津久井線にある峠。標高410m。

牧馬峠から藤野方面を望む
牧馬峠のゲート(牧野側)
牧馬峠付近の細道
牧馬峠のゲート(青野原側)

概要 編集

国道413号国道412号方面を結ぶ、神奈川県道518号藤野津久井線の最高点の峠である。2箇所に幅員2.0m制限のゲートがあり、大型車の通行が禁止されている。狭隘な道だが、混雑時に大月方面から厚木方面への抜け道に使う車も多い。

峠の両側の沢は、牧野側は篠原川を通じて相模湖に、青野原側は道志川に至り、両側とも相模川水系である。 峠は石老山(標高694m)と石砂山(標高578m)の間にある。

自然 編集

峠の周辺には、環境省のレッドリストで絶滅危惧種II類に指定されているギフチョウが生息していることで知られる。東京都心から50km圏内では貴重な生息域であり、保護活動が行われている。

関連項目 編集

座標: 北緯35度34分39秒 東経139度10分52秒 / 北緯35.57761度 東経139.18102度 / 35.57761; 139.18102