額兵隊

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額兵隊(がくへいたい)は、幕末期仙台藩で結成された洋式銃隊である。慶応4年(1868年)4月に結成。イギリス式調練を受け、元込め式のスナイドル銃を装備した最新鋭の部隊であった。イギリス軍に倣った赤黒リバーシブルのラシャ製の軍服を着用していたことで知られている。隊員は家中の次男、三男から募り、総員約800名。士官隊の他、砲兵工兵楽兵まで編成されていた。東北戦争では出陣前に仙台藩が降伏したため、活躍の場は失われたが、隊長の星恂太郎二関源治横尾東作大槻文彦荒井平之進葦名靭負以下約250名が脱藩の上、箱館戦争に参戦し、旧幕府軍の主力部隊として活躍した。