雲梯
城壁を乗り越えるために台車の上に折りたたみ式のはしごを搭載し、これを城壁にとりつけて兵士を突入させる攻城兵器
雲梯(うんてい)とは、長いはしごのこと。ここでは、攻城兵器としての雲梯と、遊具としての雲梯とについて述べる。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/91/Scaling_ladder_in_ancient_China.jpg/150px-Scaling_ladder_in_ancient_China.jpg)
攻城兵器
遊具
- 金属パイプ製のはしごを横方向にほぼ水平に設置しぶら下がりながら手を伸ばして移動する遊具。ギネスブック認定世界最長の雲梯は高知県香南市(旧吉川村)の桜づつみ公園に設置されている「モンキーバー」で、全長102m。
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雲梯 (遊具)1
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雲梯 (遊具)2
太鼓はしご
- 全体が水平ではなくアーチ状になっているものは「太鼓はしご」と呼ばれる[1]。
安全性の問題
- 窒息や転落による死亡事故の報告例もあり、設置・管理においてはこれらの事故への対策が必要とされる[2]。