列石(れっせき)とは、表面のなめらかな比較的大きな河原石を並べたり、組んだりして列をつくったもの。縄文時代中期~晩期の遺跡に多い。全体の形はさまざまあり、その性格も多岐にわたると考えられる。列石のうち、石が輪のかたち(ドーナツ状)に巡るものをとくに環状列石と呼ぶ。