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2010年9月4日 (土) 09:53時点における版

『ロウソクの科学』(ろうそくのかがく、原題: The Chemical History of a Candle )は、1861年に出版された書籍。イギリスの科学者マイケル・ファラデーが、1860年のクリスマス・レクチャーとして英国王立研究所で連続講演した6回分の内容を、ウィリアム・クルックスが編集したもの。

The Chemical History of a Candle 初版の題字

ロウソクを題材に、燃焼時に起こる様々な物理・化学現象を多面的に解説している。

  1. ロウソク: 炎 - その源 - 構造 - 流動性 - 明るさ
  2. 炎の明るさ: 燃焼のための空気の必要性 - 水の生成
  3. 生成物: 燃焼からの水 - 水の性質 - 化合物 - 水素
  4. ロウソクの中の水素: 燃えて水へ - 水の他の部分 - 酸素
  5. 空気の中の酸素: 大気の性質 - その特徴 - ロウソクからの他の生成物 - 炭酸 - その性質
  6. 炭素または炭 - 石炭ガス - 呼吸と燃えるロウソクの類似点 - 結論

原著では、上記6講演に加えて、「白金についての講演」が加えられている。

日本語訳

複数の翻訳が出版されている。

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