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2012年1月16日 (月) 15:15時点における版
大阪湾断層帯(おおさかわんだんそうたい)とは兵庫県神戸市沿岸から大阪湾南部に位置する活断層帯です。
概要
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神戸市沿岸から大阪湾を縦断して大阪湾南部に至る断層帯です。全体として長さは約39kmで、北東-南西方向に延びており、断層帯の西側が東側に対して相対的に隆起する逆断層である。
政府の地震調査研究推進本部によると、大阪湾断層帯は洲本市沖から神戸・六甲アイランド付近に延びる北側で4つの分岐している活断層の総称で、長さ約39km。1990年代に本格調査が始まり、まだ未解明な部分も多が、兵庫県内では最大震度7の揺れが予測されている。
地震調査研究推進本部の数値を基に、最悪のケースを想定した津波シミュレーションを作成。それによると、地震発生の約5分後、神戸市兵庫区~明石市と淡路島東部の沿岸部に最大約4.5mの津波が襲来する。約15分後には断層の東側を進む波が関西国際空港に、約30分後には大阪府南西部に到達。さらに反射波が神戸市東部、西宮市、尼崎市に押し寄せ、1時間後には再び神戸市西部に及ぶ。その後、狭い湾内で逃げ場のなくなった波が、約1時間間隔で神戸市西部と大阪府南西部の間を行きつ戻りつするとみられる。神戸市東灘区から堺市付近までを除いた大阪湾沿岸部で、南海地震で想定される津波よりも高くなる。
北側で4つの分岐している活断層は西から和田岬断層、大阪湾断層帯、麻耶断層、六甲アイランド断層である。
活動歴
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脚注