「アールト・ファン・デル・ネール」の版間の差分

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ファン・デル・ネールの特徴として、遠景の暗いモチーフであってもさまざまな色調の暖茶色や鉄灰色で彩る、透明感に満ちた作風があげられる。好んで描いたのは生まれ故郷オランダの、夕暮れあるいは夜半の河川だった。冬の情景を描いた作品もあり、ゴルファー、橇に乗る人、釣り人などが描かれた、日中の氷結した河川や湖沼の絵画が多い。
 
ファン・デル・ネールの絵画は希少というわけではなく、絵画市場における評価もカイプやホッベマの方が上で、コレクターたちからの人気もあった。現存するファン・デル・ネールの作品はおよそ150点程度といわれ、[[サンクトペテルブルク]]の[[エルミタージュ美術館]]が所蔵しているコレクションがもっとも充実している。イギリスではロンドンのナショナル・ギャラリー、[[ウォレス・コレクション]]、バーンズリーのカノン・ホール美術館などが所蔵し、プライベート・コレクションとしては[[ビュート侯爵]]家などが所有している。
 
== 出典 ==