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2016年3月18日 (金) 14:37時点における版
『九十三年』(きゅうじゅうさんねん、フランス語: Quatre-vingt-treize)は、1919年(大正8年)完成、1921年公開、パテ製作・配給によるフランスのサイレント映画である。原作は、ヴィクトル・ユゴーの『九十三年』。1914年にアルベール・カペラニによって撮影が開始されたが、第一次大戦によって制作が一時中断され、アメリカに渡ったカペラニに代わってアンドレ・アントワーヌが完成させた。
九十三年 | |
---|---|
Quatre-vingt-treize | |
監督 |
アルベール・カペラーニ アンドレ・アントワーヌ |
脚本 | アルベール・カペラーニ |
原作 | ヴィクトル・ユゴー |
製作 | ピエール・ドクルセル |
撮影 | ジョルジュ・スペック |
製作会社 | パテ |
上映時間 | 165分 |
製作国 | フランス |
言語 | 仏語 |
あらすじ
苛斂誅求のラントナック侯爵の甥ゴヴァンは、人道主義の僧侶シムルダンに会い、啓蒙思想の影響を受け、革命が起こると共和国側に志願する。反革命の拠点ヴァンデに指揮官として従軍したゴヴァンは、その人情深さのゆえに公安委員会に密告される。そのためダントン、マラ、ロベスピエールの依頼により、シムルダンは全権を与えられゴヴァンの監視役として派遣される。そのヴァンデの王党派を率いていたのは叔父の侯爵だった。激戦の末敗北した叔父は脱出をはかるが、人質としていた3人の子供を要塞の火事から救い出すためにひとり立ち戻り、革命軍に捕らえられる。そして断首刑を宣せられるが、ゴヴァンは身代わりとなって牢から叔父を逃してやる。シムルダンはゴヴァンをギロチン台に送らざるをえなくなる。処刑の日、シムルダンも自ら命を絶つ。
キャスト
- ポール・カペラニ - ゴヴァン
- フィリップ・ガルニエ - ラントナック侯爵
- アンリ・クロス - シムルダン
- シャルロット・バルビエ=クロス - 3人の子の母親