「感染症」の版間の差分
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{{Otheruses|動物の疾患|植物の病害|植物病理学}}
{{出典の明記|date=2011年12月11日 (日) 07:35 (UTC)|ソートキー=医}}
'''感染症'''(かんせんしょう、[[英語]]:infectious disease)とは、[[寄生虫]]、[[細菌]]、[[真菌]]、[[ウイルス]]、[[プリオン|異常プリオン]]等の[[病原体]]の[[感染]]により、「[[宿主]]」に生じる望まれざる反応([[病気]])の総称。
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[[寄生虫]]、[[細菌]]、[[真菌]]、[[ウイルス]]、[[異常プリオン]]等の[[病原体]]が、それぞれに特有の[[感染経路]]を介して生体に[[感染]]し、増殖した病原体が特有の身体部位に特有のメカニズムで攻撃することにより感染症を生じる。
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;[[真正細菌]]感染症
:[[レンサ球菌]](A群β溶連菌、[[肺炎球菌]]など)、[[黄色ブドウ球菌]](MSSA、MRSA)、表皮[[ブドウ球菌]]、[[腸球菌]]、[[リステリア]]、[[髄膜炎菌]]、[[淋菌]]、病原性[[大腸菌]]([[O157]]:H7など)、クレブシエラ([[肺炎桿菌]])、[[プロテウス菌]]、[[百日咳]]菌、[[緑膿菌]]、[[セラチア菌]]、[[シトロバクター]]、[[アシネトバクター]]、[[エンテロバクター]]、[[マイコプラズマ]]、[[クロストリジウム属|クロストリジウム]]などによる各種感染症
:[[結核]]・[[非結核性抗酸菌]]、[[コレラ]]、[[ペスト]]、[[ジフテリア]]、[[赤痢]]、[[猩紅熱]]、[[炭疽症|炭疽]]、[[梅毒]]
* [[マイコプラズマ]]
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:[[アスペルギルス]]症、[[カンジダ]]症、[[クリプトコッカス]]症、[[白癬|白癬菌症]]、[[ヒストプラズマ]]症、ニューモシスチス肺炎(旧名:[[カリニ肺炎]])など
;[[原虫|寄生性原虫]]感染症
:[[アメーバ赤痢]]、[[マラリア]]、[[トキソプラズマ症]]、[[リーシュマニア症]]、[[クリプトスポリジウム]]など
74行目:
;[[ウイルス]]感染症
:[[インフルエンザ]]、[[ウイルス性肝炎]]、[[ウイルス性髄膜炎]]、[[後天性免疫不全症候群]] ([[後天性免疫不全症候群|AIDS]])、成人T細胞性[[白血病]]、[[エボラ出血熱]]、[[黄熱]]、[[風邪]]症候群、[[狂犬病]]、[[サイトメガロウイルス]]感染症、[[重症急性呼吸器症候群]] (SARS)、[[進行性多巣性白質脳症]]、[[水痘]]・[[帯状疱疹]]、[[単純疱疹]]、[[手足口病]]、[[デング熱]]、[[伝染性紅斑]]、[[伝染性単核球症]]、[[天然痘]]、[[風疹]]、[[急性灰白髄炎]]([[急性灰白髄炎|ポリオ]])、[[麻疹]]
;[[プリオン]]病
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* 宿主の常在している微生物が、本来無菌状態である臓器内に進入して起こる場合をいう。これを[[異所性感染]]という。
;外因感染
{{main|感染経路}}
生体外から進入した微生物によって惹き起こされる感染。
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身体診察による診断の例として、[[蜂巣炎]]での皮膚発赤のように視診で気付かれるもの、[[気管支炎]]での呼吸器雑音など聴診で気付かれるもの、[[虫垂炎]]でのMcBurney圧痛点や腸腰菌膿瘍におけるPsoas signやObturator signなど触診で気付かれるものがある。
* [[微生物学]]的検査の例:
* 化学反応を用いた検査の例:
* [[免疫学]]的検査の例:
** [[抗体]]価...EBウイルス、[[麻疹]]、[[風疹]]、[[インフルエンザ]]などで測定される。
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感染症を予防するための法律には以下のようなものがある。
*[[感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律]](通称「感染症法」、1999年4月1日施行)
*[[検疫法]]
*[[予防接種法]]
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