少国民(しょうこくみん)とは、戦争体制において、銃後の守りと位置付けられた子どもを指す。
小学校教育で、基礎的な軍事訓練を受ける他、前線兵士への慰労など、戦争に親近感を抱かせる教育が行われる。乗り物図鑑には、必ずタンクを登場させる。
軍政時代の韓国の小学校用教科書は、これ一色だった。
戦前・戦中の日本での状況は、「あばれはっちゃく」の作者でもある山中恒の著作「ボクラ少国民」を参照されたい。