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[[File:2005 Hyundai Santro Xing.jpg|thumb|250px|サントロシング]]
'''アトス''' (Atos) は、[[現代自動車]]の欧州[[Aセグメント]]級小型[[自動車]]である。現在は[[新興国]]市場で展開され、ヒュンダイのエントリーモデルとなっている。車名の英字表記はAtosであるが、かつてはいくつかの市場で「A to Z」に由来するAtozの表記を採用していたことがある。また、製造国の[[インド]]では'''サントロ''' (Santro) の車名で販売されている。
==歴史==
===初代(1997年-2003年)===
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種= 普通自動車
| 車名= ヒュンダイ・アトス/アトスプライム
| 車名補=
| 1枚目画像の説明=アトスプライム(フロント)
| 1枚目画像名=Hyundai Atos Prime 1.0 GL 2001 (14669162029).jpg
| 2枚目画像の説明=アトスプライム(リア)
| 2枚目画像名=Hyundai Atos Prime 1.0 GL 2001 (11809088804).jpg
| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名=
| 製造国= {{KOR}}([[蔚山広域市|蔚山]])<br>{{IND}}([[チェンナイ]])<br>{{MAS}}(クリム)<br>{{MEX}}([[カンペチェ州|カンペチェ]])<br>{{EGY}}([[カイロ]])<br>{{PAK}}(スジャワル)<br>{{IDN}}([[ブカシ]])
| 販売期間= 1997-2003年
| 設計統括=
| デザイン=
| 乗車定員= 5人
| ボディタイプ= 5ドア[[MPV]](アトス)<br>5ドア[[ハッチバック]](アトス プライム)
| エンジン= G4HA 0.8L [[直列4気筒|直4]]<br>G4HC 1.0L [[直列4気筒|直4]]<br>G4HG 1.1L [[直列4気筒|直4]]
| エンジン位置=
| モーター=
| 最高出力=
| 最大トルク=
| トランスミッション= 5速[[マニュアルトランスミッション|MT]]<br>4速[[オートマチックトランスミッション|AT]]
| 駆動方式= [[前輪駆動|FF]]
| サスペンション=
| 全長= 3,495mm
| 全幅= 1,495mm
| 全高= 1,615mm(アトス)<br>1,580mm(アトスプライム)
| ホイールベース= 2,380mm
| 車両重量= 845kg
| 最大積載量=
| 自由項目1(項目名)= 姉妹車
| 自由項目1(内容)= [[キア・ヴィスト]]
| 自由項目2(項目名)=
| 自由項目2(内容)=
| 別名= ヒュンダイ・サントロ(インド)<br>ヒュンダイ・アミカ(イギリス)<br>ダッジ・アトス(メキシコ)<br>イノコム・アトス(マレーシア)<br>キア・ヴィスト
| 先代=
| 後継= [[キア・ピカント]](キア・ヴィストのみ)
| プラットフォーム=
}}
欧州[[Aセグメント]]サイズの[[トールワゴン]]として1997年に発売開始された。搭載されたエンジンは全て[[直列4気筒]]のイプシロンファミリーで、韓国仕様は当時のキョンチャ(韓国版の[[軽自動車]])規格に収まるようにG4HA型0.8Lが搭載され、他のアジア諸国向けにもラインナップされたが、ヨーロッパなどにはG4HC型1.0LやG4HG型1.1Lがラインナップされた。
[[マレーシア]]では政府から「国産車」メーカーの認定を受けた[[イノコム]]が自社ブランド車としてアトスの生産を行った。
1999年4月15日、韓国で'''キア・ヴィスト''' (Kia Visto) が発売開始された。アトスの全高を若干下げて5ドア[[ハッチバック]]ボディにした車種であるが、1998年に傘下に収めた[[起亜自動車]]のラインナップ拡充のためにヒュンダイブランドではなくキアにOEM供給で投入することになった。キョンチャとして販売されたヴィストには2000年に0.8Lターボが追加されている。また、ヴィストは韓国以外に[[インドネシア]]でも製造・販売が行われた。
このハッチバックは海外向けには'''ヒュンダイ・アトスプライム''' (Hyundai Atos Prime) として投入された。また、[[インド]]ではサントロの名称で発売され、同国におけるヒュンダイの急速なシェア拡大に大きく寄与した。
トールワゴンのアトスは2002年12月に販売を終了し、ヒュンダイは韓国のキョンチャ市場から撤退した。
{{Double image aside|left|1999 Hyundai Atoz Automatic 1.0 Front.jpg|200|1999 Hyundai Atoz Automatic 1.0 Rear.jpg|200|ヒュンダイ・アトス}}
{{Double image aside|left|Kia Visto 01 China 2012-06-09.jpg|200|Kia Visto 02 China 2012-06-09.jpg|200|キア・ヴィスト}}
{{-}}
===2代目(2003年-2014年)===
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種= 普通自動車
| 車名=
| 車名補=
| 1枚目画像の説明= フロント
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| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名=
| 製造国=
| 販売期間=
| 設計統括=
| デザイン=
| 乗車定員= 5人
| ボディタイプ= 5ドア[[ハッチバック]]
| エンジン= G4HA 0.
| エンジン位置=
| モーター=
| 最高出力=
| 最大トルク=
| トランスミッション= 5速[[マニュアルトランスミッション|MT]]
| 駆動方式= [[前輪駆動|FF]]
| サスペンション=
| 全長=
| 全幅=
| 全高= 1,
| ホイールベース= 2,380mm
| 車両重量= 845kg
| 最大積載量=
| 自由項目1(項目名)=
| 自由項目1(内容)=
| 自由項目2(項目名)=
| 自由項目2(内容)=
| 別名=ヒュンダイ・アトス<br>ヒュンダイ・サントロシング(インド)<br>ヒュンダイ・アミカ(イギリス)<br>ダッジ・アトス(メキシコ)
| 先代=
| 後継= [[ヒュンダイ・i10]](ヨーロッパ)<br>[[ヒュンダイ・
| プラットフォーム=
}}
2003年、前後デザインを大幅に変更したアトスプライムが発売された。韓国市場には投入されなかった。また、[[起亜自動車]]は2003年12月にヴィストの販売を終了し、2004年からは[[キア・ピカント|モーニング/ピカント]]を投入している。インド向けは「サントロシング」(Santro Xing) というサブネーム付きの車名になった。
2007年に[[ヒュンダイ・i10|i10]]が発表され、ヨーロッパではアトスプライムの後継車種となった。インドなど新興諸国ではi10はアトスプライム/サントロシングの上位車種に位置づけられて併売された。2011年に後継となる[[ヒュンダイ・イオン|イオン]]が発売され、2014年にインドにおけるサントロの製造・販売が終了した。
==== イノコム・アトスプリマ ====
マレーシアの[[イノコム]]は2006年に'''イノコム・アトスプリマ''' (Inokom Atos Prima) の製造・販売を開始した。これはトールワゴンのアトスのフロントフェイスを[[フェイスリフト]]後のアトスプライムと同様にしたものである。
{{Double image aside|left|Inokom Atos Prima (first generation) (front), Serdang.jpg|200|Inokom Atos Prima (first generation) (rear), Serdang.jpg|200|イノコム・アトスプリマ}}
{{-}}
===3代目(AH2型、2018年-)===
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種= 普通自動車
| 車名= ヒュンダイ・アトス
| 車名補=
| 1枚目画像の説明= ヒュンダイ・サントロ(フロント)
| 1枚目画像名= Hyundai Santro - 3rd Gen (2018) - AH2.jpg
| 2枚目画像の説明= ヒュンダイ・サントロ(リア)
| 2枚目画像名= Hyundai Santro - 3rd Gen (2018) - AH2 REAR.jpg
| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名=
| 製造国= {{IND}}([[チェンナイ]])
| 販売期間= 2018年-
| 設計統括=
| デザイン=
| 乗車定員= 5人
| ボディタイプ= 5ドア[[ハッチバック]]
| エンジン= G4HG 1.1L [[直列4気筒|直4]]
| エンジン位置=
| モーター=
| 最高出力=
| 最大トルク=
| トランスミッション= 5速[[マニュアルトランスミッション|MT]]<br>5速[[セミオートマチックトランスミッション|AMT]]
| 駆動方式= [[前輪駆動|FF]]
| サスペンション=
| 全長= 3,610mm
| 全幅= 1,645mm
| 全高= 1,560mm
| ホイールベース= 2,400mm
| 車両重量= 845kg
| 最大積載量=
| 自由項目1(項目名)=
| 自由項目1(内容)=
| 自由項目2(項目名)=
| 自由項目2(内容)=
| 別名=ヒュンダイ・サントロ(インド)<br>ヒュンダイ・イオン([[ベリーズ]])
| 先代=[[ヒュンダイ・イオン]]
| 後継=
| プラットフォーム=
}}
2018年、[[ヒュンダイ・イオン|イオン]]の後継車種として4年ぶりに「サントロ」の車名が復活した。外寸はイオンより拡大されている。エンジンはイプシロンG4HG型 [[直列4気筒]]1.1Lで、ガソリン版と[[液化天然ガス|CNG]]版の2種類となる。トランスミッションは5速[[マニュアルトランスミッション|MT]]と5速[[セミオートマチックトランスミッション|AMT]]が設定される。
南米諸国ではアトスの車名で販売される。また、[[ベリーズ]]では引き続きイオンの車名で販売される。
{{-}}
== 関連項目 ==
* [[キア・ピカント]]
* [[ヒュンダイ・i10]]
* [[キョンチャ]]
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{{car-stub}}
{{自動車}}
{{デフォルトソート:ひゆんたいあとす
[[Category:ヒュンダイの車種|あとす
[[Category:軽自動車]]
[[Category:キョンチャ]]
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