「カシミール効果」の版間の差分
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== 歴史 ==
[[1948年]]、オランダのフィリップス研究所の[[物理学者]]
金属板の間の電磁場は、2枚の板の間に整数個の波が立ったモードの重ね合わせで表現できるが、量子化するとそれぞれのモードの[[零点振動]]が[[零点エネルギー]]を持つことになる。金属板の距離を変更すると、それぞれのモードの振動数がかわるため、エネルギーが変化することになる。金属板の距離をきわめて短い距離まで接近させるとそれらのモードは大きな制限を受け、極板間の真空は周囲の真空よりエネルギーが下がった状態に置かれ、引力を生み出す。
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