トマス・グティエレス・アレア

トマス・グティエレス・アレアTomás Gutiérrez Alea, 1928年12月11日 - 1996年4月17日)は、キューバ映画監督ハバナ出身。愛称は「ティトン」(Titon)。

トマス・グティエレス・アレア
Tomás Gutiérrez Alea
生年月日 (1928-12-11) 1928年12月11日
没年月日 (1996-04-17) 1996年4月17日(67歳没)
出生地 ハバナ
国籍  キューバ
職業 映画監督
主な作品
低開発の記憶 メモリアス』(1968年)
 
受賞
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(審査員グランプリ)
1994年苺とチョコレート
テディ賞 観客賞
1994年『苺とチョコレート』
その他の賞
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略歴 編集

1951年にハバナ大学を卒業後、フリオ・ガルシア・エスピノーサとともに表現が禁圧されていたバティスタ独裁政権下のキューバを離れ、ローマの映画実験センター(チェントロ)に留学し、ネオ・リアリズムの息吹に触れる。1953年に同センターを卒業した。同時期のチェントロにはアルゼンチンの若きフェルナンド・ビリ、コロンビアのガルシア=マルケスも在籍していた。

1959年のキューバ革命後に数々の作品を発表、国内のみならずラテンアメリカ映画界を代表する監督となる。

代表作に、キューバ危機の最中にあって何事にも無関心な男の精神的危機を描く『低開発の記憶 メモリアス』、自由主義者で芸術家のゲイ青年と、強硬な共産主義者の大学生の交流を描いた『苺とチョコレート』などがある。

おもなフィルモグラフィ 編集

外部リンク 編集