トーマス教会少年合唱団

トーマス教会少年合唱団(Thomanerchor)は、ドイツライプツィヒの少年合唱団。日本語で聖トーマス教会合唱団トーマス教会聖歌隊などとも表記される(ドイツ語では語頭に「聖」を付けないのが正式)。変声前のソプラノアルト、変声後のテノールバスによる四部編成で、団員は約100名。

トーマス教会の合唱団席

1212年のアウグスチノ会トーマス修道院の創設をその起源とし、現在までトーマス教会を拠点に活動する。団員はトマーナー(Thomaner)、合唱団を指導する音楽監督(カントル)はトーマスカントル(Thomaskantor)と呼ばれ、ヨハン・ヘルマン・シャインヨハン・クーナウJ.S.バッハカール・シュトラウベギュンター・ラミンなど著名な人物が多い。バッハは27年間にわたって合唱団を率い、共に『ヨハネ受難曲』『マタイ受難曲』などを初演した。現在(2021年 - )のトーマスカントルはアンドレアス・ライゼ英語版

関連項目 編集

外部リンク 編集

  • Thomanerchor 公式サイト
  • トーマス教会 ライプツィヒ観光局によるトーマス教会とトーマス教会少年合唱団の解説(日本語)