浦田 健次郎(うらた けんじろう、1941年12月15日 - )は、日本作曲家東京都出身。

概要 編集

1964年東京芸術大学音楽学部器楽科(トロンボーン専攻)卒業。1969年同大作曲科卒業、1973年同大大学院修士課程修了。1975年より東京芸術大学音楽学部作曲科にて指導にあたり、2009年3月定年により退官。1969年、日本吹奏楽指導者協会作曲賞受賞[1]。。

作品 編集

管弦楽 編集

  • 祝典のための音楽(1968年)
  • 弦楽による3章(1971年)
  • 交響曲(1981年)
  • シェーナ(1987年)
  • オーケストラによるレクイエム(1989年)
  • 二胡協奏曲(1994年)
  • アンティフォン(1998年)
  • 北穂に寄せて(2007年)

室内楽・器楽 編集

  • アルトサクソフォンとピアノのためのソナタ(1966年)
  • トートロジィNo.1(1967年)
  • メタプラズム I(1969年)
  • サクソフォン四重奏のための3つの小品(1969年)
  • メタプラズム II(1971年)
  • メロス I(1972年)
  • オーボエとハープのための「メタプラズム IV」(1973年)
  • ピアノのためのパッサカリア(1974年)
  • 2人のトランペット奏者のためのジャン-ドゥン(1975年)
  • メロス II(1976年)
  • オーボエのためのモノローグ(1977年)
  • インテルメッツォ(1978年)
  • 篠笛と十七絃のための「碧潭第一番」(1982年)
  • こどものためのピアノ曲集「マザーグースによる25のうた」(1984年)
  • アリオーソ(1985年)
  • メロス III(1990年)
  • 尺八、細棹三味線、箏のための「碧潭第四番」(1990年)
  • 五段変容(1995年)
  • デュオ II(1995年)
  • デュオ I(1996年)
  • 箏のための「碧潭第七番」(1996年)
  • ブリッジ(1999年)

吹奏楽 編集

  • メタモルフォーシス(1969年)
  • プレリュード(1979年) 全日本吹奏楽コンクール1979年度課題曲
  • メタプラズム III (1971年)
  • バラード・フォー・バンド(1983年)
  • シンフォニックバンドのためのオード(1983年)
  • マーチ オーパス・ワン(1984年) 全日本吹奏楽コンクール1984年度課題曲。
  • シンフォニックバンドのための交響的3章(1985年)
  • セリオーソ(2008年) 全日本吹奏楽コンクール2008年度課題曲III
  • ニュー・サウンズ・イン・ブラスシリーズの初期の時代に、数曲編曲を手掛けている。

オペラ 編集

声楽 編集

  • アルトとピアノのための「誄歌」(1969年)
  • 無伴奏混声合唱のための「月光・日光」(1981年)
  • 八木重吉の詩による六つのうた(1992年)

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 細川周平片山杜秀『日本の作曲家-近現代音楽人名辞典』日外アソシエーツ、2008年6月、115頁。
  2. ^ 浦田健次郎, 東海林さだお. “《釘ートントコトン物語》” (Japanese). opera.tosei-showa-music.ac.jp. 2021年2月23日閲覧。

リンク 編集