WSL世界ヘビー級王座(WSLせかいヘビーきゅうおうざ、WSL World Heavyweight Championship)は、WSLが管理、認定していた王座。

歴史 編集

1996年AWAスーパースターズ(後のWSL)がAWA世界ヘビー級王座を創設。AWAが管理、認定していたAWA世界ヘビー級王座とは別物である。

2005年1月、管理団体が業務提携を結んでいるプロレスリングZERO1-MAXに移った。

2007年4月、「AWA」の権利を持つWWEから訴訟を起こされた。12月7日、ZERO1-MAXとの業務提携が終了したため、王者の田中将斗から王座を剥奪。

2008年2月5日、空位となった王座は最後の旧AWA版AWA世界ヘビー級王者だったラリー・ズビスコを第20代王者に認定。

2008年10月、「AWA」の使用禁止命令が下されて団体名をWSLに改称したため、王座名をWSL世界ヘビー級王座に変更[1]

2009年、WSLの活動停止により封印。

歴代王者 編集

AWA世界ヘビー級王座(AWAスーパースターズ版) 編集

歴代 選手 戴冠回数 防衛回数 獲得日付 獲得場所
(対戦相手・その他)
初代 ジョニー・スチュアート 1 不明 1996年6月6日 ミネソタ州ロチェスター
ラリー・グリゴロビッチ
第2代 キングコング・バンディ 1 不明 1999年3月31日 ウィスコンシン州オシュコシュ
2000年剥奪
第3代 デール・ガニア 1 不明 2000年7月29日 アーカンソー州パインブラフ
プロモーターのデール・ガニアが自身を王者に認定
第4代 ダニー・ドミニオン 1 不明 2000年7月29日 アーカンソー州パインブラフ
第5代 ラリー・グリゴロビッチ 1 不明 2000年7月29日 アーカンソー州パインブラフ
第6代 エリック・プリースト 1 不明 2001年6月3日 イリノイ州ヒルサイド
第7代 エヴァン・カレイジャス 1 不明 2002年3月22日 アリゾナ州カサグランデ
第8代 ダニー・ドミニオン 2 不明 2002年5月2日 ミネソタ州コットンウッド
第9代 エヴァン・カレイジャス 2 不明 2002年5月4日 カリフォルニア州レムーア
第10代 マット・ウィーゼ 1 不明 2002年10月19日 テキサス州メルセデス
2003年空位
第11代 エヴァン・カレイジャス 3 不明 2003年7月6日 カリフォルニア州レムーア
エリック・プリースト
2004年剝奪
第12代 大森隆男 1 4 2005年1月23日 後楽園ホール
スティーブ・コリノ
第13代 スティーブ・コリノ 1 14 2005年6月11日 ミシガン州ベイシティ
第14代 大谷晋二郎 1 2 2006年1月22日 後楽園ホール
第15代 大森隆男 2 2 2006年4月1日 靖国神社相撲場
第16代 リック・コンバース 1 不明 2006年6月14日 インディアナ州インディアナポリス
第17代 スティーブ・コリノ 2 不明 2007年1月7日 ペンシルベニア州ポッツタウン
第18代 大森隆男 3 3 2007年4月1日 横浜市金沢産業振興センター
第19代 田中将斗 1 1 2007年10月26日 後楽園ホール
2007年12月7日剥奪
第20代 ラリー・ズビスコ 1 不明 2008年2月5日 アメリカ
AWAスーパースターズが王者に認定

WSL世界ヘビー級王座 編集

歴代 選手 獲得日付 獲得場所
(対戦相手・その他)
初代 リッキー・ランデル 2008年10月11日 インディアナ州インディアナポリス
第2代 キース・ウォーカー 2009年2月21日 インディアナ州ミシガンシティ
2010年封印

脚注 編集

  1. ^ WWE wins trademark infringement lawsuit over AWA”. wrestleview.com (2008年10月28日). 2008年10月28日閲覧。

外部リンク 編集