猫崎

兵庫県豊岡市の竹野海岸に属する岬
猫崎半島から転送)

猫崎(ねこざき)は、兵庫県豊岡市竹野海岸に属し、竹野浜の西端を基部として北の日本海に突き出した北緯35度40分28秒 東経134度45分51秒 / 北緯35.67444度 東経134.76417度 / 35.67444; 134.76417座標: 北緯35度40分28秒 東経134度45分51秒 / 北緯35.67444度 東経134.76417度 / 35.67444; 134.76417で兵庫県最北端。山陰海岸国立公園に含まれる。海抜42 mの場所に灯台があり、その光は18海里先まで達する。

猫崎
賀島半島
東岸、竹野浜より(猫の形にみえる)
場所 日本の旗 日本
兵庫県豊岡市
沖合水域 日本海
地図
西岸、波食甌穴群

地理 編集

猫崎の属する猫崎半島は、竹野川河口東岸に伸びる陸繋島である。岬端部がかつて「賀島」(かしま)と呼ばれる安山岩でできた島だったことから、「賀島半島」ともいう。延長1.2 km, 幅は約250 m. 遠望するとがうずくまった、あるいは耳を立てたように見えることからその名が付いた。半島の基部東岸には、700 mにわたって日本の渚百選指定の「竹野浜」が広がり、ここから望む猫崎は夕日の名景である。半島の西岸は岩礁で、波食甌穴が多数見られ、これらは1972年3月29日に県の天然記念物に指定されている。半島中央部には海岸線を展望できる賀嶋公園が設けられている。

交通 編集

鉄道・バス 編集

道路 編集

外部リンク 編集