琉球バス交通宜野湾出張所

琉球バス交通宜野湾出張所(りゅうきゅうバスこうつうぎのわんしゅっちょうじょ)は、沖縄県宜野湾市真志喜にある琉球バス交通の出張所である。

管轄路線は、当出張所を発着地とする3路線と当出張所より回送運行される2路線の計5路線。

所在地 編集

概要 編集

  • 宜野湾市普天間にあった普天間駐車場が移転し、営業所としての機能を備えて開設された。
  • 前述の出張所より回送運行される3路線のうち、琉球大学発着の98番(琉大(バイパス)線)の車両は、かつて那覇営業所のみの管轄であったが、当出張所も管轄するようになった。これにより、当出張所から琉大に回送で車両を送り込むことになり、琉大北口からの那覇向け始発便が繰り上げられたほか、上り下りとも最終便が遅い時間まで設定され、利便性が向上した。
かつては那覇からの車両による折り返し運用だったため、琉大北口始発は7時、また琉大北口発の最終が21時30分頃というダイヤから、必然的に那覇発の最終が20時50分頃になってしまうために不便なところもあったが、現在では上り下りとも6時台 - 22時台までと運行時間が拡大した。
  • 同様に回送運行される、56番(浦添線)も当出張所の管轄となった。早朝の西原4丁目・真栄原、および深夜の浦西原4丁目・真栄原着両は回送で当出張所との間を行き来する。また、午前と午後の交代時間にも回送で同出張所と行き来する。
  • 「出張所」と呼ばれているが、他会社の「営業所」と呼ばれている施設とは設備的にほとんど代わりはない。なお、琉球バス交通で「営業所」と呼ばれているものは、本社のある豊崎営業所うるま市にある具志川営業所のみである。

経緯 編集

  • 1990年代前半、宜野湾市普天間にあった琉球バス普天間駐車場から現在地に移転、琉球バス宜野湾出張所に名称変更。
当時の管轄路線は75番(宜野湾市内線)だけだった。
  • その後、当時浦添市牧港折り返しだった55番(牧港線)が当出張所まで路線延長される。
  • 1996年4月1日に75番(宜野湾市内線)廃止。その後88番(宜野湾線)開設。
  • 2000年9月1日に99番(天久新都心線)運行開始。
  • 2003年8月10日沖縄都市モノレール線開業に伴い、288番(宜野湾おもろまち線)運行開始。また、99番(天久新都心線)も当出張所まで延長される。
  • 2006年9月1日、琉球バスから琉球バス交通への経営譲渡に伴い、琉球バス交通宜野湾出張所となる。
  • 2009年1月18日に288番(宜野湾おもろまち線)、298番(琉大おもろまち線)が廃止
  • 2011年3月28日に26番(宜野湾空港線)運行開始。


周辺 編集

教育施設

公共施設

宿泊施設

  • ラグナガーデンホテル

発着路線 編集

番号 路線 主な経由地(括弧内は一部の便のみが経由) 行先(括弧内は一部の便のみ)
26 宜野湾空港線 コンベンションセンターサンエーパルコシティ(兼久原)・安謝・久茂地旭橋 那覇空港
99 天久新都心線 コンベンションセンター・真志喜小湾・安謝・新都心・久茂地・旭橋
55 牧港線 コンベンションセンター・兼久原・安波茶内間・開南・旭橋・小禄・宜保・我那覇 豊崎美らSUNビーチ前
道の駅豊崎[1]
88 宜野湾線 コンベンションセンター・伊佐川・普天間真栄原バイパス牧志・旭橋・小禄・宜保・我那覇

管轄路線 編集

現行路線 編集

  • 26番・宜野湾空港線
  • 55番・牧港線
  • 56番・浦添線
  • 98番・琉大(バイパス)線
  • 99番・天久新都心線
  • 256番・浦添てだこ線

廃止された路線 編集

  • 75番・宜野湾市内線
  • 288番・宜野湾おもろまち線
  • 298番・琉大おもろまち線

隣のバス停 編集

26番・55番・99番
宜野湾出張所-宜野湾市営球場前
88番
宜野湾出張所-宜野湾高校前

脚注 編集

  1. ^ 88番の道の駅発着は、到着便のみ。

座標: 北緯26度16分40.3秒 東経127度44分12.5秒 / 北緯26.277861度 東経127.736806度 / 26.277861; 127.736806