生命科学
自然科学の分科、物理科学の対義語
生命科学(せいめいかがく、英: life science[1])は、 生命を研究対象とする学問のことである。自然科学(natural science)の中で、物理科学(physical science)と対をなす。広義には、応用分野も含まれる。
概要 編集
生物学と同義とされる。広義には、応用分野である医学・農学なども含む。物理科学と対をなすが、生物の構成要素も物質であることから、物理科学と生命科学の境界は曖昧である。例えば、ウイルスは細胞に感染するが、完全に自己完結した自己増殖能をもたないので、生物かどうか定義が議論されるが、それでも生命科学の領域で取り扱われる。ただし、生命科学を生物の生命活動に関わる科学と定義すれば、ウイルスは生物の生命活動に影響を与える物質であるため、生命科学の範囲内であるといえる。
分野 編集
基礎生命科学 編集
応用生命科学 編集
脚注 編集
- ^ 文部省、日本植物学会編『学術用語集 植物学編』(増訂版)丸善、1990年。ISBN 4-621-03376-X 。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 日本大百科全書(ニッポニカ)『生命科学』 - コトバンク
- 生命科学データベース横断検索 - 国立研究開発法人 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンターが提供する特許や文献情報とあわせて一括して検索できるサービス
- みんなのバイオ学園 - 経済産業省の委託より、バイオインダストリー協会が運営する、バイオテクノロジーが学べるサイト。
- Integbio データベースカタログ - 科学技術振興機構が運営する、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省による生命科学系データベースの統合化に向けた合同ポータルサイト
- The National Center for Biotechnology Information(米国国立衛生研究所 )