産前起立不能(さんぜんきりつふのう、prepartum paraplegia)とは妊娠中とくに妊娠末期に母獣が麻痺を起こして起立不能を示す状態。牛、山羊、馬に発生する。原因として栄養不足、飢餓ケトーシス胎膜および胎子の水腫、関節、腱の障害、骨折敗血症感染症が挙げられ、原因に準じた治療が行われる。

関連項目

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参考文献

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  • 山内亮監修 『最新臨床家畜繁殖学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4254460201
  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104