田部 香蔵(たなべ こうぞう、1864年3月17日元治元年2月10日[1]) - 1923年大正12年)10月5日[2])は、日本の政治家衆議院議員(1期)。

経歴 編集

広島県出身[2]1882年明治法律学校卒。広島県商工諮問会委員、町村組合会議員、所得税調査委員、比婆郡徴兵参事員、比婆郡会議員、同議長、比婆郡農会代表者、広島県農工銀行監査役[2]、同頭取となる。

1902年第7回衆議院議員総選挙において広島県郡部から憲政本党公認で立候補して当選した[3]。衆議院議員を1期務め、1903年第8回衆議院議員総選挙で落選した[4]。1923年に死去した。

脚注 編集

  1. ^ 衆議院 編『『第十七回帝国議会衆議院議員名簿』』衆議院公報附録、1902年、22頁。NDLJP:900093 
  2. ^ a b c 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』363頁。
  3. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』38頁。
  4. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』42頁。

参考文献 編集

  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。