真性寺

東京都豊島区巣鴨にある真言宗豊山派の寺院。御府内八十八箇所 第33番、豊島八十八箇所 第33番、江戸六地蔵 第3番。

真性寺(しんしょうじ、旧字体:眞性寺[1])は、東京都豊島区巣鴨にある真言宗豊山派の寺院。山号は医王山。院号は東光院。本尊は薬師如来

真性寺
本堂と地蔵菩薩坐像
所在地 東京都豊島区巣鴨3-21-21
位置 北緯35度44分2.8秒 東経139度44分11秒 / 北緯35.734111度 東経139.73639度 / 35.734111; 139.73639座標: 北緯35度44分2.8秒 東経139度44分11秒 / 北緯35.734111度 東経139.73639度 / 35.734111; 139.73639
山号 医王山
院号 東光院
宗派 真言宗豊山派
本尊 薬師如来(秘仏)
創建年 不詳
開基行基菩薩
中興年 元和元年(1615年
中興 祐遍法印
正式名 醫王山東光院眞性寺
札所等 御府内八十八箇所 第33番
豊島八十八箇所 第33番
江戸六地蔵 第3番
文化財 銅造地蔵菩薩坐像
(東京都指定文化財)
法人番号 8013305000160 ウィキデータを編集
真性寺の位置(東京都区部内)
真性寺
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歴史

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この寺の創建年代等については不詳であるが、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開いたことが伝えられている。江戸時代に入り元和年間(1615年1624年)に中興されている。江戸時代には江戸六地蔵の一つが安置され、また江戸幕府8代将軍徳川吉宗もたびたびこの寺に立ち寄ったとされる。

文化財

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  • 銅像地蔵菩薩坐像 - 東京都指定有形文化財(彫刻)[2]
正徳4年(1714年)に造られた、江戸六地蔵の4番目(巡拝では3番目)。頭部は前後に、体部は15個の部材に分けて鋳造し、鋳掛けや鋲止めなどで接合している。このように別々に鋳造した部材同士を組み上げる技法は、江戸時代の大型像によく見られ、像の制作や運搬の労力を減らすことが出来る合理的で優れた技法である[3]。毎年6月24日には、江戸六地蔵の供養のために「百万遍大数珠供養」が行われる。

墓所

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交通

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脚注

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  1. ^ 国税庁法人番号公表サイト
  2. ^ 東京都文化財情報データベース
  3. ^ 副島弘道編 『関東の仏像』 大正大学出版会、2012年3月25日、pp.120-121,148、ISBN 978-4-924297-75-3

関連文献

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  • 斎藤長秋 編「巻之四 天権之部 巣鴨眞性寺」『江戸名所図会』 3巻、有朋堂書店〈有朋堂文庫〉、1927年、27頁。NDLJP:1174157/18 

外部リンク

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