真木倉神社岐阜県美濃市御手洗にある神社で、御手洗姫命、味耜高彦根命、天稚彦命、下照姫命、大国主命ならびに須勢理毘売命を祀る。岐阜県神社庁の社格制度で銀幣社に指定されている。旧郷社。板取川と武儀川の間にある天王山周囲に点在する喪山伝説に由来を持つ神社の一つである。

真木倉神社
所在地 岐阜県美濃市御手洗561
位置 北緯35度34分52.1秒 東経136度52分01.3秒 / 北緯35.581139度 東経136.867028度 / 35.581139; 136.867028 (真木倉神社)
主祭神 御手洗姫命、味耜高彦根命、天稚彦命、下照姫命、大国主命、須勢理毘売命
社格 旧郷社、銀幣社
創建 不詳
本殿の様式 一間社流造
例祭 4月第2日曜日
主な神事 2月1日 餅まき
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創建不詳。美濃国神名帳に正六位上真木倉明神の名前で記されているのが当社とされ、平安時代中頃には存在していたとみられる。中世以降は甲六明神とも称した。倉は谷を意味する古言であり、板取中下流域を指す牧谷が由来となっている。名前の通り牧谷の8つの村の惣社として尊崇を受けた。

貞享3年(1686年)に建てられた本殿及び所蔵している嘉元3年(1304年)に作られた獅子頭が岐阜県の文化財に指定されている。

参考文献

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  • 美濃市 『美濃市史 通史編 下』 1980年 p.416,417