矢野川(やのがわ)は、広島県広島市安芸区(旧矢野町)を流れ広島湾に注ぐ二級水系の本流。

矢野川
水系 二級水系 矢野川
種別 二級河川
延長 3.2 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 5.7 km²
水源 絵下山
(広島県広島市/安芸郡坂町
水源の標高 593 m
河口・合流先 海田湾
安芸郡海田町/広島市安芸区
流域 広島県
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地理 編集

広島市安芸区南部の絵下山に源を発し、ほぼ広島県道34号矢野安浦線に沿って北に流れ、海田湾広島湾)に注ぐ。流路延長3.2km、流域面積5.7km2

汽水域は、国道31号の橋(矢野川橋)の辺りから。

土地利用 編集

かつて耕地や草地であった山麓の傾斜地は、昭和50年代までに住宅地化されている。矢野川流域では、過去より幾多と土石流災害が発生しており(後述)、自然と人間との間の余裕やバランスが崩れた時に災害が発生すると過去の矢野町史では指摘している[1]

災害 編集

矢野川流域内は、過去に多数の土砂災害が発生している[2]

並行する交通 編集

道路 編集

流域の観光地など 編集

  • 深山の滝(みやまのたき)…キャンプ場もある。
  • 矢野公民館

脚注 編集

  1. ^ 「災害」『新修 矢野町史』pp190 昭和55年2月19日 広島市役所
  2. ^ 「山地部の人為的改変と傾斜地災害」『広島新史 地理編』pp.511 昭和58年8月1日 広島市役所
  3. ^ 平成30年7月豪雨の概要 pp.06” (PDF). 広島市役所. 2019年12月29日閲覧。

関連項目 編集